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「叔父さん、あたしとりのいちに行ってみたい」
姪の頼みに俺は、即行動にうつした。 現地についた姪が何故か呆然としていた。 「どうした? トリノの市場たぞ」 「違うゥゥゥ! あたしが行きたかったのは、とり、の市! トリノの市場じゃない!」 怒鳴る姪。 「すまんすまん。そっちは、次の機会につれていくからせっかく来たんだ、トリノを楽しんでくれ」 姪は、文句を言いながらも、トリノ観光を楽しんだ。 「この軍鶏の羽根の艶を見てくれ!」 「二羽くれ!」 リベンジをこめて活気に溢れる軍鶏の市に姪を連れてきた。 「気に入った軍鶏が居たら言え、飼うなら買ってやるぞ」 何故か姪が拳を震わせていた。 「誰が軍鶏の市って言った!」 「九官鳥の方が良かったか?」 「そう言う話じゃないよ! あたしが行きたかったのは、くまでをうってるやつ!」 しまった、それは、勘違いしていた。 「解った、ちゃんと調べて連れていく」 「次こそお願いよ」 溜め息を吐く姪。 三度目の正直。 今度こそ間違いがないはずだ。 その筈なのだが、姪の視線が冷たい。 「説明をしてくれる?」 「鳥の役を演じている市川海老蔵が出ている歌舞伎が観たかったんじゃないのか?」 「……どうしてそうなるの?」 俺は、目の下をなぞりながら答える。 「くまを塗ってるだろ?」 「熊手を売ってるって言ったの! あんなね」 姪が指差した先には、色々と飾りが付いた熊手を持った観客がいた。 俺は、手を打つ。 「酉の市に行きたかったのか!」 「最初からそう言ってた!」 半べそをかく姪の機嫌を直すのに、歌舞伎の帰りに寄った酉の市で自分より大きな熊手を買うはめに成ったのは、自業自得だろうか? PR |
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『那須のナースは、茄子に擦り付けられ那須岳でナスガママに成す』
久しぶりに同音続き、今回は、『ナス』でやってみました。 |
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ある医療関係大会の終了後。
『敗者歯医者配車廃車(ハイシャハイシャハイシャハイシャ)』 意味、大会で負けた歯医者に手配した筈の車が廃車だった。 『廃屋ハイオク灰奥(ハイオクハイオクハイオク)』 意味、ガソリンスタンドの廃屋の灰の奥にハイオク(ガソリン)があった。 パソコンが壊れてるから、こっちしか更新出来ない。 |
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ある正義の味方が三人組の悪漢と戦っていた。
「なかなかやるようだが、我等の合わせ技を防げるかな?」 悪漢は、三人同時に動き出した。 『三位一体攻撃だな』 正義の味方は、気合いを入れた。 「レモン!」 「柚子!」 「かぼす!」 果汁を飛ばして来た。 「みたかこれが我等の秘技 『酸味いっぱい攻撃』 だ!」 正義の味方の怒りのカメハメ波が悪漢を吹き飛ばした。 |
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私は、探求者ワラヤ。
今回は、現代の技術でも再現不可能と言われている水晶髑髏を売っている店に来ていた。 「この店に水晶髑髏があると聞いてきたんだが?」 店の店主は、作り笑顔で答える。 「はいはい。当店のは、考古学の権威でもある先生の御墨付きで、考古学的にも価値があると言われています」 出てきた名前が本当だったら、かなり信憑性があるあだろう。 そして出てきた髑髏は、普通の骨の髑髏だった。 「私が探しているのは、水晶髑髏なんだが?」 店主は、笑顔のまま答える。 「ですから、権威有る先生が考古学、特に古代人類を研究する上で参考にするのに 『推奨した髑髏』 です」 私は、思わず、その髑髏を掴んで床に叩きつけてしまう。 「ああ、貴重な髑髏が!」 その店主の声が遠くに聞こえる。 この手の馬鹿馬鹿しい話好きなんです。 |
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