× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
![]() |
狼打「6六歩」
闘甲虫「同馬」 白暫虎「狼打様、お久しぶりです。資料を白牙様の代わりに持ってきました」 狼「ご苦労さん、お父さんは、元気か?」 白「白牙様は、元気ですが、父親では、ありません。あくまで素体として力を頂いているだけです」 狼「そこらへんは、白牙っぽいな」 白「それでは、失礼します」 闘「先輩に挨拶なしなんか?」 白「そちらの方は、狼打様の部下の方ですよね?」 狼「八百刃獣にまで勘違いされてるのか?」 闘「じゃかあしい! 白暫虎、ワイは、八百刃獣の一刃、闘甲虫や。そりゃ、ホープワールド時代から狼打の補助をしてるさかい、勘違いされる事も多いが、八百刃獣にまで間違えられるいわれわないわ」 白「失礼しました!」 狼「そんな怒るなよ」 闘「正直、最近は、お前のわがままに付き合ってるだけなんやぞ」 白「どういう事ですか?」 闘「ホープワールド時代は、ワイが、こいつの傍に居るのは、新名様のバックに八百刃様が居るって牽制の意味もあったんや。最上級神になる前も、その意味合いがあった。しかし、今は、別にそない事関係あらへんのや」 狼「解ってる。しかし白牙からは、お前をこっちの所属にするって話も言われたぞ」 闘「白牙のやろう、そのうち懲らしめてやるわ」 狼「出来るのか?」 闘「幾つか、浮気のネタつかんどるさかいな」 白「浮気って……」 狼「あいつ、意外と女の趣味は、良いんだよな」 闘「そうそう、こないだ一緒に行った店も良い女が居たな」 狼「俺も、お前が選んだ相手が良かったのを譲ったんだから、感謝しろよ」 新名「それってどういう事なんですか?」 狼・闘「いつから?」 新「白暫虎さんがいらしたみたいなので、挨拶にきたんですが……。狼打、まさかと思いますが、浮気したんですか?」 狼「違う、あれは、そう、接待の一種なんだ! そうだろ、闘甲虫!」 闘「ワイ、偶には、八百刃様の所に顔を出さんとな。白暫虎、一緒にいかへんか?」 狼「逃げるな!」 新「……狼打」 狼「だからな、あれは、そういうことじゃなく……」 困惑する白暫虎を連れてその場を去る闘甲虫達の後ろでは、泣きそうな新名に狼打がひたすらいい訳をするのであった。 PR |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
忍者ブログ [PR] |