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ヒャク「お姉ちゃん、あちきは、もう我慢できないよ」 翌日、ゴールドのベッドでゴールドを抱きしめた状態で目を覚まし、ゴールドの術と疑わないヒャクと面倒なので訂正しないゴールドであった。 PR |
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何時ものようにヤオが飢え死にしかけて倒れていました。
救ったのは、一人の子連れの女性。 「ありがとうございます」 お礼を言うヤオ。 「どう致しまして」 お礼をする為、町まで一緒にいくヤオとその女性。 すると女性は、お礼代わりに子供をヤオに預けると夜の町に出 かけていった。 『ヤオ、あの女、体を売っているが良いのか?』 白牙の言葉をヤオが怖い目で見る。 「白牙、あんた何様のつもり?」 意外な言葉に戸惑う白牙。 『男に体を売るなんて下賎な仕事だろう!』 ヤオは、白牙の首を本気に握り締める。 「次にそんな事を言ったら、あんたでも滅ぼすよ」 滅多に見れないヤオの激怒に白牙が言葉を無くしていると女性 が帰ってきて、ヤオの手から子供を受け取り、愛情を持って抱 きしめる。 そしてヤオが別れて行く。 その道の中ヤオが語る。 「食事を食べない貴方には、解らないでしょけど、人が生きて いくにはお金が必要なの」 『お前をみてれば解る』 不機嫌そうに言う白牙に苦笑するヤオ。 「あちきは、違う。最悪、自分ひとりが飢えればすむ。あの人 は、違う。子供を育てる為に、自分を削ってでもお金を稼いで る。それを下賎な仕事なんてあちきが絶対に言わせない」 白牙は、静かに頭を下げた。 『失言だった』 ヤオは、遠い目をして言う。 「多くの争いがあり、あんな人が多く生まれる。あちきにもっ と力があれば、少なくともあの女性の辛さを減らせられるのに ね」 その一言がヤオの本音であった。 その後、その地起こった争いで多くの孤児や父親を失った家族 が生まれる様をヤオは、悲しい目で見守るしか出来なかった。 |
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