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【2025年07月09日20:08 】 |
その3・爪と蒼牙と八刃の関係のお話+八刃学園の最後の直後の話

百爪と蒼牙は、セーイと一緒に来ていました。

セーイが生きている間は、蒼牙は、コーサを主として、実は、
育児までやっていました。
逆に百爪の方は、セーイを手伝って(というかメインで)ヤオ
の剣術、百流を教えていました。

セーイの死後、百爪は、自分の教え子達にその身を分割して委
ねて、蒼牙は、セーイの子孫である白風の家の倉庫で眠る事に
なります。

蒼牙は、ゼロによって解放後は、百爪から流れ出る力を使って
白風の人間の手を渡り歩く事になります。

百爪は、ヒャクによって復活後は、シロキバで百流の後進の教
育や八刃の若手への指導を行っています。

因みに白風は、セーイの子孫であり、紅雷の子孫でもあるので
、二重の代行者の子孫、その為、他の家より強い力を持ってい
ます。
(他の家みたいな制限が少ないのは、その為)

蒼牙は、基本的に紅雷の血統を中心に手を貸すのに引き換え、
百爪は、セーイと一緒に教える事に楽しみを覚えた為、無節操
に技を教えています。

こんな裏設定がある百爪と蒼牙ですが、かなり仲が良いです。

それでも白牙・蒼牙とも意地を張る為、三体で会う事は、皆無
だったりします。

 八刃学園の学食。
「ここだと食事に困らないから良いな」
 暢気に皿洗いをするのは、ヤオだった。
『ヤオ、ここに居るのは、解ってるんだぞ!』
 入り口から叫ぶ小猫モード白牙。
 舌打ちするヤオ。
「百爪の奴がばらしたな」
『言ったら不味かったのですか?』
 現れたのは、小猫姿の百爪。
 静かに頷くヤオ。
「だいたい、今回の事は、この世界の未来を左右する重大な局
面なんだから、それを見届けない訳には、行かないのよ」
 首を傾げる百爪。
『でも、終わったのに何で残っているの?』
 ヤオは、遠くを見て言う。
「春の新作デザートを全部食べてないの。本日の給料で、残り
を食べたら帰るよ」
 それに対して、百爪が口にくわえていた箱を差し出す。
『これは、ママから。さっさと食べて帰れって。力が弱まった
今の状態でパパに会いたくないんだって』
 ヤオが肩をすくませる。
「間違っても八百刃獣になって、白牙の下につく事は、ないだ
ろうね。ライバル心か、乙女心か」
 そういいながら箱を開けてデザートに手を出そうとした所に
白牙が現れる。
『余計なお世話だ。それより、速く帰って仕事をしろ』
 ヤオが引きつった笑顔で言う。
「解ったからこのデザートだけ食べさせて」
 白牙が、その箱を百爪に返して言う。
『小較達に食べさせてやれ。仕事をサボったこいつに食べさせ
る必要は、無い』
 ヤオが涙目でいう。
「この世界の未来が掛かってたから見に来たの。仕事だもん」
 白牙が一枚の報告書を見せる。
『詳細報告が来てる。もう終わった事だ。帰るぞ!』
「せめて一個!」
 泣き叫ぶヤオが白牙に引きずられて消えていく。
 百爪が首を傾げる。
『パパも恥ずかしがりやだよね。シロキバ経由した方が楽なの
に、ママに会わない為に直接こっちに来るんだもん』
 結局、ケーキは、小較たちが食べる事になるのであった。

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【2012年03月31日20:41 】 | 謎の小話 | コメント(0)
その2・とある、ヒャクが酔っ払った夜の会話

ヒャク「お姉ちゃん、あちきは、もう我慢できないよ」
ゴールド「又よってる……」
ヒャク「酔ってないもん、いつも何時も他の子とばっかして、許さないんだから!」
ゴールド「それは、あなたがさせてくれないからで……」
ヒャク「うるさい! そんな言い訳は、聞きたくありません。今日は、朝までずっと二人で愛し合うんです!」
ゴールド「……嬉しいような、詰まらない様な複雑な気持ち」

翌日、ゴールドのベッドでゴールドを抱きしめた状態で目を覚まし、ゴールドの術と疑わないヒャクと面倒なので訂正しないゴールドであった。

【2012年03月31日20:39 】 | 謎の小話 | コメント(0)
その1・ちょっとしたヤオの話
何時ものようにヤオが飢え死にしかけて倒れていました。

救ったのは、一人の子連れの女性。

「ありがとうございます」

お礼を言うヤオ。

「どう致しまして」

お礼をする為、町まで一緒にいくヤオとその女性。

すると女性は、お礼代わりに子供をヤオに預けると夜の町に出

かけていった。

『ヤオ、あの女、体を売っているが良いのか?』

白牙の言葉をヤオが怖い目で見る。

「白牙、あんた何様のつもり?」

意外な言葉に戸惑う白牙。

『男に体を売るなんて下賎な仕事だろう!』

ヤオは、白牙の首を本気に握り締める。

「次にそんな事を言ったら、あんたでも滅ぼすよ」

滅多に見れないヤオの激怒に白牙が言葉を無くしていると女性

が帰ってきて、ヤオの手から子供を受け取り、愛情を持って抱

きしめる。

そしてヤオが別れて行く。

その道の中ヤオが語る。

「食事を食べない貴方には、解らないでしょけど、人が生きて

いくにはお金が必要なの」

『お前をみてれば解る』

不機嫌そうに言う白牙に苦笑するヤオ。

「あちきは、違う。最悪、自分ひとりが飢えればすむ。あの人

は、違う。子供を育てる為に、自分を削ってでもお金を稼いで

る。それを下賎な仕事なんてあちきが絶対に言わせない」

白牙は、静かに頭を下げた。

『失言だった』

ヤオは、遠い目をして言う。

「多くの争いがあり、あんな人が多く生まれる。あちきにもっ

と力があれば、少なくともあの女性の辛さを減らせられるのに

ね」

その一言がヤオの本音であった。

その後、その地起こった争いで多くの孤児や父親を失った家族

が生まれる様をヤオは、悲しい目で見守るしか出来なかった。
【2012年03月31日20:34 】 | 謎の小話 | コメント(0)
白牙
こことは、違う世界。
現代と同レベルの科学技術と魔法が存在する世界。
物語の舞台、ジバーンには、侍という存在がいた。
元々は、国に使える武人であったが、大量殺戮兵器の登場による戦争の激減によりその立場は、大きく変化していた。
物語のヒロインカターナ=白刃は、没落侍の家の若き当主である。
その少女が、最新魔法化学兵器、戦獣兵器『白牙』のテストを行った事から微妙な緊張で保たれていたバランスが崩れ始める。

なんてシリアス決めてますが、かなりコメディー色が強い作品です。
WEB拍手のヤヤオの部屋にヒロインカターナがゲストでていますよ!
あれってみられてるのかな?
【2012年01月02日00:05 】 | 予告 | コメント(0) | トラックバック()
あけおめことよろ
そんな訳であけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
【2012年01月01日23:50 】 | 未選択 | コメント(0) | トラックバック()
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